最近、マンガ作家が自らWebにその作品を公開しているのを多く見るようになりました。
その中でも、強烈なサービスが始まりました。
○Jコミhttp://www.j-comi.jp/

現在、上記サイトで赤松健さんのラブひなが、広告は付いているものの、無料で公開されています!
しかも、オンライン上で読む形態ではなく、高解像度のPDFで。
これなら、iPadでもiPhoneでも入れ放題・見放題じゃないですか!
サイトの説明には、
ユーザーよってアップロードされた絶版漫画マンガ作品に対して、著作者の先生方の了解を得て何枚かの広告ページを挿入し、インターネット上で共有する。 それによって、
・ユーザーの皆様には、無料で過去の名作・幻の漫画・埋もれた傑作を楽しんでいただく。
・そして作者の漫画家先生には、その漫画史に残した足跡の対価を受け取っていただく。
「Jコミ」はそういうシステムの構築を目指しています。
また「Jコミ」では、この "作品に挿入された広告の利益の100%" を、漫画家の先生にお渡しする方針です。
と書かれており、こういうサイトの台頭を見ると、じり貧の出版社はどんどん中抜きにされていってしまう気がしてきます。
先日発表になったSONYのReaderも、Kindle上陸を退けるだけのポテンシャルはあるように見えません。
ずっと言われていますが、変化を恐れればそれだけ自分たちの優位性が無くなっていくのは誰の目にも明らかであるのに、この業界は変わることができないようです。
一時期話題になりましたが、佐藤 秀峰さんも
ブラックジャックによろしくをWebで安価に公開→無料で公開されています。
こちらもまだ未見の方はあわせてどうぞ。
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