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夫婦のどちらが「シュフ」をするか?  このエントリーをはてなブックマークに追加

夫は地方の中小民間企業。
妻は地方公務員。

仕事場仕事場 / hageatama


地方中小民間の給与水準は異常に低い。
景気の復活で、都会では民間が高くて公務員の給与が安いと言われているかもしれないが、地方では今でも公務員の給与が「超高い」。
そして、地方には大企業なんてない。

結婚して40歳が近くなると、その両親が70前後になる。
同居していると、だんだん「介護」の2文字がちらついてくるようになる。
自宅で面倒を見ようと思うと人手がかかる。
おそらく夫婦のどちらかが「シュフ」をする必要があるだろう。

子どもが2名いるが、次第に親のすねをかじるようになってくる。
40歳で中学生。そして、まもなく高校生へ。
かかる費用は大学生になるまでだんだん増えて、そして大学生で極大になる。
もし大学院まで行ってしまうと、なんとその極大の状態が6年間も続く。
子どもが2人、3人といると、その「リスク」も2倍、3倍となる。

ここで、人手とカネのバランスが問題となる。

私の会社では役員になって初めて700万の壁を越える。
そして最も早く役員になれるのは大体60歳過ぎ。
しかも、大卒で40を超えても500万に到底届かない。

50歳前に課長クラスになってようやく500万ちょい。
一番お金の要る50歳前後でこれはかなり厳しい。
その後、60歳前に部長になる理想的な昇進をしても600万ちょい。

私の給与だけでは家族を養って子どもを大学にやるのはかなり厳しい。
景気がもしまた悪くなって、さらに給与が下がるようなことがあれば、なおさらだ。
爪に火を灯すような生活が待っているのは間違いない。

さて、妻はどうだろう。
公務員も最近は給与が安いといわれているがそれでも高い。
40歳なら職種にも拠るが500万程度は確保できる。
阿久根市のH19実績を見ると、50歳頃には700~800万、60歳頃には1000万近くまで期待できる。
ただし、今は公務員の給与の上昇カーブが抑えられているはずなので、多少ダウンしているはずだ。
それでも50歳で500万、60歳で600万ということはないだろう。
そして、公務員は給与の男女差がない。

○阿久根市職員給与(H19)
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf


以上を考えると、夫婦のどちらが介護のための「シュフ」をするのが効率的か明白だ。
そうだ。私が「主夫」をすることが論理的には正しい。

しかし悔しい。私はまだ働きたい。
主夫で両親の介護と家事に追われる毎日を過ごしたくない。
色々な人と出会い、色々な仕事を体験し、自分が成長したことを喜び愉しみたい。
そんな当たり前と思っていたことができなくなるなんて、何のために生きているのかわからない。

今の世の中で「普通」に家族を持って両親の面倒を見て働くことが、こんなに難しことだなんて思ってもみなかった。
私を大学まで育ててくれた両親を支えるだけのことすら難しい。

こんなジレンマを持って、会社員生活を日々暮らしている。
幾日の猶予が残されているかわからない。

着実に「そのとき」は近づいている。

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( 2014/08/01 11:30 ) Category 仕事 | TB(0) | CM(0)

やなせたかし氏、そして吉田戦車氏に学ぶ、働くことの対価ということ  このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は少し腹立だしい記事について語ります。

○やなせたかしの晩年は「タダ働きばかり」「甘えてきた多くの自治体は恥じろ」と吉田戦車が激怒
http://topics.jp.msn.com/entertainment/tv/article.aspx?articleid=2130571

この記事内では、やなせ氏の仕事についてこのように書かれています。

漫画家の吉田戦車さん(50)が、94歳で亡くなったやなせたかしさんの仕事ぶりについて、ツイッターで地方自治体などにかみついた。やなせさんは晩年、キャラクターデザインを無償で引き受けていて、「タダ働き」に甘えてきた多くの自治体や組織は「恥じろ」と書いたため、ネットで賛否の議論に発展している。
やなせさんは高知県などにキャラクターを計200以上も提供してきたとされるが、その多くは無償だったという。


クリエイティブな仕事や、IT系の仕事など、仕事の結果が「目で見える形」にならない仕事は、「無償でしてもらっても良い」という風潮がこの日本ではあるようです。

本ブログを書いているあきも、IT系の会社に勤めているせいか、パソコンに関する無償の作業を今まで数多く依頼されてきました。
その仕事内容を、超一流のやなせ氏と同等とみなして良いかという議論はともかく、無償でしてきた作業に対する受益者の反応は、「表面上ありがたがるが、実際の報酬は払わない」という行動で一貫しています。

あのですね、「目で見える形」があるもの以外は無償でもよいという風潮は、どう考えてもおかしいでしょ?
技術者が技術を身につける過程において、どれだけの労力を払っているのか知っていますか?
一朝一夕で身につけたものじゃないんですよ?

吉田戦車氏も書いていますが、

スーパーが豆腐屋さんに「貴社の豆腐を取り扱いたい。でも予算がないのでタダで」というのはありえないし、豆腐屋さんも「タダでもいいからお宅と取り引きしたい」と思ってタダの豆腐納品しちゃ駄目なんだがな…


なんですよ。
ありえないんです。
それが当たり前と考える人がおかしいんです。


先日見かけたこんな記事があります。

○コンピュータの修理をタダで引き受けてはならない10の理由
http://japan.zdnet.com/it-management/sp/35038255/3/

この記事は非常によい題材です。
これを参考に、私がA氏にした体験談を少し語ってみます。


~A氏はごく普通の社会人。パソコンは好きだが設定やトラブル対応などはほとんどできない素人。
ある日、新しいパソコンが欲しいというので相談にのってあげた。

モニタは家にある物が使いたい。デスクトップの本体だけの交換で良いとのこと。
そして、なるべく安価に仕上げたいというのが希望。

この、「なるべく安価」というのが鬼門で、安価なパソコンはそれなりに理由がある。

例えば、「本体のみ」となると、大手家電メーカーの民生品はほぼ全滅する。
ショップブランドかそれに毛が生えたようなメーカーの製品を買わざるを得なくなるが、えてしてこれらのパソコンは敷居が高い。
大手家電メーカー品ではうまく隠蔽されているBIOSの画面が表示されたり、何らかの理由でまれにBIOS設定画面で止まったりした日には、見たことがない画面ということだけで、中学校レベルの英語を読もうともしない彼らはパニックに陥る。
だから、私はA氏には多少高価でもメーカー品がよいと強く勧めたが、ショップブランドの製品を買うことになってしまった。

ここで、紹介記事の”#1:手助け以降に発生した問題はすべてあなたのミスになる” が、発生することになる。

なんと、買ってきたパソコンが、初期不良で正常動作しなかった。
本人は急いでいたらしく、すぐ使えないと困るとのこと。
それでなくてもショップブランドは対応が遅いことが多く、結局不良交換に2週間程度かかってしまった。
A氏は言った。「何でこんなに修理に時間がかかるの?すぐに使いたいのに」
当然、悪者は私。なぜ悪者?


新しいパソコンが届いて急いで設定をして欲しいと連絡があった。
会社帰りにしぶしぶA氏の自宅まで赴き、Wi-Fiや各種ソフトの設定をしてあげた。
残業続きの私にこの仕打ちは、まさに”#2:あなたの時間が尊重されないこともある”の好例だった。
他人のパソコンの設定をしている暇があったら、家でくつろいで寝たかった。

そして、さらに追い打ちがあった。
”#3:さらなる問題を引き起こす可能性もある”である。

数日経って、違うパソコンの起動が異常に遅いと連絡があった。
しかたがないので、またA氏宅に行った。
A氏がフリーソフトをインストールした際に、バイドゥIMEがいつの間にかインストールされたらしい。
IMEをアンインストールして、さらに、他の起動を遅くするアプリをいくつか消した上で、スタートアップを整理した。あわせて、レジストリからいくつか起動項目を削除した結果、パソコン自体が起動しなくなった。
どうやら、レジストリをいじっている際に、システムに近い起動項目を誤って消してしまったらしい。

結局、パソコンを預かって夜な夜な再インストールする羽目になってしまった。
昼間の作業と同じことを家に帰ってからも求められる。
まさにこれだ→”#10:コンピュータの修理はあまりにも仕事に似通っている”

そこで感じたのがこれ、”#4:人は無償のものに価値を見出さない”と、”#6:人は無償のITサポートが得られると、危険な行為に走りがちとなる”である。
無償で行ったこれらの好意は、A氏には価値を見いだしてもらえなかった。そして、私の言うことを聞かなかった。
またバイドゥIMEをインストールして、同じ結末を繰り返した。

その後は、推して知るべく、めでたく”#5:無償のITサポートを今後もずっと期待する”となった。
度々電話がかかってきて、あれもやってくれ、これもやってくれと「指示」が来るようになった。


幸い、A氏については、”#7:コンピュータ関係の手助けだけでは済まなくなる”と、”#8:雪だるま式に範囲が広がっていく”はなかったが、他者で似たような経験はある。
パソコンとは無縁の、HDDレコーダーの設定を依頼されたこともある。

当然A氏の自宅に行くには、交通費がかかる。
”#9:あなたのサービスは無償ではなく、あなた自身のお金が出て行っている”
このお金は自腹だ。


私の顛末はここまでです。

私は上記のような体験を繰り返した結果、依頼された作業は、有償のサポート会社に依頼するよう進言することにしました。
まっとうな報酬がどんなに高いのか、依頼者たちは身にしみて感じていることでしょう。

一流のクリエイターや技術者は、決してタダや妥当でない報酬で仕事をしてはいけません。
それは、同様な被害者を増やさない為にも。

( 2013/10/19 00:20 ) Category 仕事 | TB(0) | CM(0)

なぜサラリーマンは40歳になっても”不惑”ではなく”惑う”のか  このエントリーをはてなブックマークに追加

充実した人生を過ごしていますか?


論語では、15歳で志学、30歳で而立、40歳で不惑、50歳で知命、60歳で耳順、70歳で従心といいます。
孔子が弟子を諭す際に使用した年齢を表す言葉なのですが、特に40歳の”不惑”が有名です。

論語は今の時代でもよく取り上げられれ、教訓を与えてくれますが、我々は孔子と同じく40歳で惑わなくなるのでしょうか。


サラリーマンをする究極的な目的は給与ですが、日本の企業では仕事をいくら頑張ってもそんなに給与は変わりません。
会社の規模や経済情勢、地域性、業態などで、だいたい決まってしまいます。

サラリーマンで順調に昇進を重ねていくと、40歳前後に現場の一線級の技術職から一歩引いて管理職に就き始めます。
管理職では、技術職とは全く違うスキルを求められます。
特にコミュニケーションスキルが強く求められるようになり、部下や外注の管理能力であったり、上司へのごますりであったりと、様々です。
今まで技術一本で仕事に向かってきた人間にとって、「くだらない」と思う事をしなくてはいけません。

さらに、技術職ではなく事務職に就いた人間には、より深刻な問題です。
技術職ならば、「いざとなればこの腕一本で何とか食っていける」という自負も生まれますが、事務職ではこれは当てはまりません。

「もし今の会社をクビになったら、新しい会社に就職できないのではないか」
「今の会社で干された時に、かっこ悪くしがみついていくのか」

こんな気持ちがグルグルと回ってしまいます。

これを防ぐためにはどうすればいいのか。40歳になったときに惑わないためにはどうすればいいのか。
一つの答えがここにありました。

現代で肝心なのは、ひとつひとつの山を連ねていくことだ。重なった山は一見、峰がつながっているように見えるが、上から見ると各々が独立した山々である必要がある。人生の後半を豊かに送るには、ひと山主義から脱却し、複数の重なった山々を描くように生きること。それが、このセッションで藤原氏が提案したことだった。

そのためには、いまからふたつ目以降の山の裾野を作っておかなければならない。

二つ目以降の山とは、具体的には「どんなコミュニティーでもいいから地盤を作ること」だという。最初の山は“組織”を、二重三重の山はコミュニティーを表す。被災地支援でも、鉄道好きの集まるサークルでもいい。20代ならいまの仕事の山のほかにもうひとつ、30代、40代と増やしていき、50代なら五重、主軸の山とは別に人生を費やそう、と藤原氏。二重以降の山の高さ、豊かさは、コミュニケーションの質と量を表しているという。

「人間誰しも、習得したいことを1万時間続ければどんなことでもマスターできると言います。今日から1日3時間ずつ始めたら、1年間で1000時間、10年で1万時間。一流は無理でも、二流の一番には絶対になれますよ」(藤原氏)

BizCOLLEGE「〜突破していく力〜 夢を生み出すものの考え方」
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/percept/methodology-for-thinking/20120914/000151


自分の中に仕事以外の山(コミュニケーション対象や、自分の得意分野)を作ることにより、不安を取り除くと共に、自分の居場所やよりどころを作っていく方法です。

日本の会社は余程のブラックで無い限り、退職を強要するようなことはほとんどありません。
干されたときにも、また干されないためにも、仕事以外の山をうまく作って、それを仕事にうまく生かしていければ最高です。

40歳で惑わないためにも、20歳、30歳代からコツコツと、山を作っていきたいものです。

( 2013/08/26 11:30 ) Category 仕事 | TB(0) | CM(0)
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