安定感たっぷりの良作ミステリーでした。
※以下、ネタバレは最小限に押さえたつもりです。
最近、個人的に東野圭吾にはまっています。
そんな中、麒麟の翼が封切りされ、映画を見に行きました。
迫力の映像とストーリーに、久しぶりに心が揺さぶられました。
安定した東野節で、ワクワク感が最後まで続く良作でした
映画が楽しめたので、帰りに原作を買ってきて続けて読んでしまいましたが、微妙な違和感を感じました。
本作品に限ったことではありませんが、せっかくの良作ですからうまく映画化してもらいたいものです。
以下に相違点をネタバレしない程度にまとめました。
・セリフ阿部寛(加賀恭一郎)のセリフがわざわざクサくなるようにしてありました。
セリフをクサくするために常識的にどうだろ?みたいな発言を周辺人物にさせていたのがとても気になりました。(妊娠に関する考え方 等)
・撮影場所場所がわざわざ変えてありました。(居酒屋→喫茶店?)
なにか意味があるのでしょうか?
・シナリオ原作の説明がはしょられて、解決できていない伏線がありいました。
物語に影響がない程度にアリバイも変えてありました。
まるまる飛ばされているエピソードもありましたが一応ストーリーに影響しにくいエピソードでした。しかしそのため、一部伏線が解消されませんでした。
とまあ、こんなところです。
総じて、映画も原作も楽しめました。
映像と音楽による感動体験を楽しみたい方は映画を、理詰めの謎解きを楽しみたい方は原作をおすすめします!
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