新型キンドル ペーパー ホワイト(Kindle paper white)が、本日発売になりました。
事前予約をしていたところ、発売日に届きましたので、レビューをしたいと思います。
従来のキンドルと比較すると、コントラストが向上し、本のデータを入れるメモリが2倍(2G→4G)になりました。
ユーザが自由に使える容量はもう少し減るため、実際ユーザが使えるエリアは、旧キンドルに比べて2.5倍程度になっています。
キンドルではe-inkを採用していますが、これは一般的なスマホやタブレットの液晶とは全く違ったもの。
画面の書き換えは遅いですが、紙に印刷した文字を読むのとほぼ同様と言っても良い視認性です。
新型キンドルでは旧機種より、書き換えも少し早くなっているとのこと。
いくらか本を読んでみましたが、よほどの速読(斜め読み)をしない限りは、十分なスピードに感じました。
早速開封の儀を行いましたので、写真を交えてレビューをします。

真っ黒の箱がAmazonから届いていました。
Kindleに限らず、スマホやタブレットの箱の多くは、iPhoneの箱に影響されまくりですね。

ペリペリっと箱を開けます。

開封したところ。
本体とマニュアル2点が付いています。

それぞれ、Kindleの説明と、保証・規約がかかれた冊子に別れています。
マニュアルは万国共通のため、日本語のページはそれぞれ2Pずつしかありません。

本体を取り出しました。
さすがe-ink。シールでは無く、初めから何か表示されています。

充電用のUSBケーブルが付いています。
電源アダプタは付いていません。
今回私は専用の2A USBアダプタも購入しました。

本体の裏面にはでかでかとAmazonのロゴが。

本体下部の電源を入れて、セットアップ開始!

利用言語を聞いてくるので、日本語をタップ!

タップすると黒反転します。
「次へ」をタップします。

下部のプログレスバーが伸びて来ました。

「はじめましょう」をタップ!

Wi-Fiの設定をします。

Wi-FiのSSIDが表示されない場合(ステルスモードの場合)、自分でSSIDを入力する必要があります。
パスワードを設定している場合は、パスワードも入力。

何もしなくても、初めからAmazonアカウントの名前で設定されています。
ちょっと怖い気もしますが、なにより楽ちんです!
このアカウントで良ければ、「設定を続ける」をタップ!

FacebookやTwitterと紐付けしようとしてきます。
個人情報を流したければ紐付けしてもいいかもしれませんが、ここでは設定せずに次に行きます。

説明が始まります。
クラウドにあるデータと、端末にあるデータの違いの紹介です。
Kindle本を購入すると、まずはクラウド上に保存された状態になります。本を読む前に、ダウンロードして端末に入れる必要があります。
タブレット等でKindleを使ったことがある方はご存じの内容ですね。

次のページに移動する場合は、広いエリアをタップします。
スマホのように、スワイプしても次ページに移動できます。

前に戻るのもタップで戻れます。
次へすすむと同様にスワイプしても戻ることができます。

ページ上部をタップでツールバーが出ます。

ツールバーから色々な機能を呼び出すことができます。

例えば、この例ではフォントサイズを変えられます。

文章中のワードを長押しで、辞書検索もできます。

それなりの語数が収録されているようです。
非常に便利な機能です。

長押しドラッグで、ハイライトやメモ追加、他人とのシェアなどができます。

タップすると、ハイライト状態になりました。

ライトのオンオフもできます。
最低値にするとかなり暗いライトになるため、暗い部屋で明るさを最低にしたのにまぶしすぎる、と言ったことがないように配慮されています。

というところで、ようやくチュートリアルが終了です。

単なるリーダーではありますが、設定項目も豊富です。
Wi-Fi電波を扱うため、機内モードも用意されています。

右上のアイコンをタップすると、メニューが出てきます。

リスト形式で本を表示した参考例。
クラウドをタップして、それぞれの本をタップすると、自動的にダウンロードが始まります。
待機中と書かれた本は、ダウンロード待ちです。

非常に読みやすい文字です。
ジャギーも見当たりません。
スマホのように、2本指スワイプで拡大縮小ができます。
最小サイズにしても十分見られます。

設定で横画面にすることもできます。
コミックなら見開きが表示されますが、常用するにはちょっと厳しい感じです。

電源をオフにすると、色々な絵が表示されます。
画面表示をしていても電気を食わないe-inkならではの趣向です。

Kindle本ストアを見ることもできます。

もちろんKindle本を購入することもできます。
Wi-Fiが一時的にでも繋がれば、さっとダウンロードしてゆっくり読むことができます。

最後に充電器。
結構優れもので2Aの大容量充電ができます。
iPhone5の充電に使うととても早いです。
iPhoneに付いてくる純正の充電器が1Aですので、最大2倍のスピードで充電できる計算です。
というところで、開封の儀は終了です。
実際にKindle本をパラパラとめくってみましたが、本体も非常に軽いですし、画面も見やすく、反応速度もそこそこ速いです。
これならどこにでも大量の本を持ち歩いて、じっくり読めそうです。
最後にどうでもいいのですが、Kindle paper whiteのことを、Kindle white paperといいたくなります。
日本人的発想ですね。すみません。
2013年11月30日予約分までは1,980円分のkindle本用購入権もついてくるとのこと。
まだ未購入で興味のある方はお早めに。
純正急速充電器もあわせてどうぞ。(paperwhiteは急速充電できませんが、使用は可能です)
大容量2A出力で他のUSB機器も充電可能です。